朝一番にニューデリーを出発
インド旅行2日目は、いよいよタージマハルを目指してニューデリーからアグラへ向かう日。
朝早くホテルの前で待っていると、昨日の頼りになる運転手さんが迎えに来てくれました。
荷物を積み込み、さっそく出発！と思いきや、最初の目的地はガソリンスタンド。
ここインドでは、ガソリンを入れる間、乗客は車から降りて待つ必要があるようで、私たちも車を降りて近くで待機しました。
ガソリンを入れ終わると、いよいよ本格的にアグラを目指します。
ニューデリーからアグラまでは車で約4時間。
途中でサービスエリア的な場所に立ち寄り、朝食をとることにしました。
私たちが選んだのは、ローカル感たっぷりのSA。
ここで食べたのは、チャパティのような薄いパンにバターを塗っていただくシンプルな一品。
このバターが驚くほど美味しく、インドの食文化を感じました。
もちろん、チャイも一緒に味わいました！
ちなみに、途中で見かけたもう少し綺麗なSAにはケンタッキーなどのチェーン店も入っていたので、少しでも安心感がほしい方はこちらがおすすめかもしれません。
その後、高速道路を走り続け、車内では運転手さんと楽しく会話。
インドの文化や道路事情についての話題で盛り上がり、あっという間にアグラに到着しました。
ちなみに驚いたのが、高速道路で逆走している車！
反対側のガソリンスタンドに行くために1kmほど逆走する場面に遭遇し、インドの道路事情の洗礼を受けた瞬間でした（笑）。
ついにタージマハルとご対面、そのすべてが圧巻
アグラに到着した私たちは、いよいよタージマハルへ向かいます。
ただし、タージマハルの近くの道路は車で入れないため、途中からトゥクトゥクに乗り換える必要がありました。
このトゥクトゥクの手配も運転手さんがしてくれたのでとてもスムーズでした。
ここでの驚きは、トゥクトゥクを運転していたのが小学校高学年くらいの少年だったこと！
彼が運転するトゥクトゥクに揺られながら、インドならではの光景に感動しつつ、タージマハルに向かいます。
到着後、まずはセキュリティチェックを通過し、ついにタージマハルのメインの建物が見えてきました。
その瞬間、あまりの美しさに息を呑みました。
白亜の大理石でできた建物が川のほとりに佇む姿は、写真で見る以上に壮麗で、ただただ圧倒されるばかり。
愛する妻のためにこれほど壮大な建築物を建てたという背景を思うと、胸が熱くなりました。
タージマハル内では現地の人々から次々と話しかけられ、一緒に写真を撮ることに。
最初は「後でお金を要求されるのでは？」と警戒しましたが、ただのフレンドリーな地元の人々で安心しました。
ただし、カメラを持った人が近寄ってくる場合は詐欺の可能性もあるので要注意です。
その後、追加料金のチケットで建物の内部にも入りました。
中は撮影禁止で、厳かな雰囲気が漂っていました。
棺が静かに安置され、歴史的な重みを肌で感じることができました。
外に出た後はタージマハルの周辺を散策し、その美しい庭園や建築の細部を堪能しました。
さらに運転手さんの提案で、タージマハルに使用された石の博物館にも立ち寄りました。
ここには細工が施された美しい作品が展示されており、日本へのお土産にひとつ購入。
職人技の美しさに感動しました。
ジャイプルへ移動し、現地の家庭料理を満喫
夕方には、翌日の観光に備えてアグラを出発し、ジャイプルへ向かいます。
移動時間は約5時間と長かったものの、運転手さんが観光地の情報や面白いエピソードを話してくれたおかげで退屈することはありませんでした。
ジャイプルに到着後はホテルで一息つき、夜ご飯を食べに運転手さんのお友達の家へお邪魔しました。
普通の家庭の屋上でいただいたマトンカレーは絶品！
その場で振る舞っていただいたお酒とともに、楽しい時間を過ごしました。
ンドの家庭料理の温かさに触れることができたのは、今回の旅の大きな思い出の一つです。
ただそこではしゃぎすぎた結果その時の写真もホテルの写真も一枚もありませんでした(笑)。
その後はホテルに戻り、翌日の観光に備えて就寝。こうして充実したインド旅行2日目が幕を閉じました。
明日はジャイプル観光＆いよいよ寝台列車でバラナシへ
明日は朝ジャイプルを観光し、昼過ぎに寝台列車に乗り込みます。
いよいよこのインド旅行の最大の目的ガンジス川が近づいてきていますが、まずはしっかりとジャイプルを楽しみたいと思います。
次回もお楽しみに！